- 2010.02.20 am 11:00 at 円山zoo
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本日、イコロとキロルのお別れ会。
イコもキロも、まだ乳離れが出来てない1歳2ヶ月のわんぱく男児。
姿は、母さんとあまり変わらないぐらい成長して180Kg(…)
5月に見た時から、10ヶ月足らずでよくここまで…と思うけど
仕草なんかはまだまだ子供な雰囲気です
■2009.05.16 ララとイコロ
しかし、子供とはいえ、彼らはレッドリスト入りしたホッキョクグマ
北海道の4動物園による、飼育ホッキョクグマの将来を見据えた諸計画案の実施により
この度、2頭そろって帯広へ行く事になりました。
というわけで、イコキロとララ母さんとのお別れ会となります。
この春にララ(母さん)が発情を迎えるためには、物理的に子離れさせるしかないのだそうで
もともと海外の動物園と交換、という話もあったことを思えば
まだ日本国内でよかった、と思えば、まだ耐えられる(涙腺的な意味で)
夜には麻酔を打たれて、別々の檻に入れられて、翌朝早くトラックで出発することになるのですが
そんなこと、このクマたちには知る由もない。
母さんと過ごせるのは、今日までなのに、それを知らずに団子になって寝ている親子…
なかなかセンチメンタルな気分になります。
おはよう… お目覚めですか
私が見に行くといつも寝てるララ、イコロ、キロル
いつもハシブトカラスが、いつもキロルをつついて遊び、起こしてくれる
起こされて迷惑だわよ、という感じかもしれない
しかしカメラ小僧としては、カラスに感謝です
左:キロル(♂ 1才2ヶ月)
右:イコロ(♂ 1才2ヶ月)
中央:ララ(♀ 15才)
クールビューティ母さん、ララ。
イコロ、転がります。イコロ コロコロっていうより、ゴロンゴロン
足の裏が可愛すぎです
ホッキョクグマの最大の魅力は…なんだと聞かれたら
私の場合、「耳」ですね!(えっ)
触りたいぃぃぃぃ あの、ぽっこり小さいかわいい耳~~
次点で「足の裏(肉球と、肉球のまわりの毛)」
そして「しっぽ」です。あの、フタのような…カラスに弄ばれるしっぽ!
あるのか無いのか微妙なかわいいしっぽ…!
顔が可愛いとか、仕草が可愛いとかは、もう感情移入してる時点でクリアです。
微笑むイコロ
動物園の職員の方のブログで、よく「イコロは笑う」と書いてあったけど
ほんとうに笑ってみえた!かわいいなあ、もう…
発音は「イコロ」、アイヌ語で「宝物」
こんなにかわいいと思った動物は、実家の犬以外にいません。
1年に3回も東京-北海道、往復させるだけの威力がある。
キロルも転がるます
キロルは、つり目がちなうえに、よく目を細めるのでシュッとして見える。
あっ、「耳」「肉球」「しっぽ」以外にも、MOEポインツ「大きな前足」を忘れてました
この大きな前足を、すごく器用につかうんですよ
小さなりんごを、この大きな両前足で挟んでみたり
棒をつかんでみたり、お互いをどついたり、抱き寄せたりね
発音は「キロル」なんだそうです。アイヌ語で「人が踏み固めた道」
キロルのこれからのクマ生に、希望のある幸せな道が続いていきますように…
イコロのうしろ姿が、うまそうに思えて仕方ないです。
キロがマズそうと言うわけじゃないのです、イコがもっちりして見えるから…
つづく。